探偵業界

探偵社とテレビ

おはようございます。
先ほど調査より戻りました。
プレーリー探偵事務所、代表の平原精二です。

先日、とあるテレビ番組の取材担当よりお電話を頂きました。
「探偵の調査に密着する番組企画があるのですが…」とのお話。
現在調査中の案件で、取材を受けてもらえないかとの事でした。
正直な所、全く持って気乗りのしない話です。
お話を伺った上で、丁寧にお断りさせて頂きました。

テレビに出れば知名度が上がるのでは?
と、思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、一時的にでも上がるかもしれませんし
テレビに出たよ、という実績にも繋がります。

でも、弊社ではまずテレビの取材を受け
調査に密着同行させるという事はしません。

テレビ出演で依頼人に及ぶリスク

常識的に考えると、最大のリスクはこれです。
依頼人は個人情報を最も尊重されるべき人物です。
どんな事があっても、調査内容を公にはできません。

いくらテレビでモザイク加工をしようが
声を編集して特定できないようにしようが
この優れた情報化社会のご時世に流れると
知っている人が見れば「あ、〇〇さんかも」
と気づいてしまう可能性がいくらでもあります。

ですが、それ以上に探偵のテレビ出演には
どうしようも無い呆れた事象がはびこっています。

探偵のテレビ出演はヤラセが多すぎる

テレビに出ている探偵社の扱っている案件
そのうちの9割以上はヤラセだと確信しています。

周りに「テレビに出た」という知り合いの探偵さんや
「探偵の番組を企画した」という担当者の話を聞きますが
そのどれもこれもがヤラセに満ちています。

「テレビはヤラセ」という事は探偵業界内であれば
周知の事実といっても過言ではないのです。

ではどんなヤラセが多いのでしょうか。

探偵社がテレビ側を騙す

殆どの場合コレです。
探偵社が、ありもしない調査をでっちあげ
依頼人、対象者、その関係者などを自分らで用意するのです。

この事は、取材陣は一切知らず探偵社に騙されます。
そして用意した筋書き通りに、あたかもプロの手によって
次々と真実が明らかになっていく様子を演出するのです。

このような事が何年も前から当たり前のように行われ
どこの探偵社とはあえて言いませんが
私の知る限り北九州でもここ数年で3回は起きていました。
しかも、テレビ局側にバレて問題になっています。
(調べれば出てくると思います)

テレビ出演≠調査力は常識

テレビ出演したからと言って
その探偵社のブランドが上がる事はありません。
もっと言えば「ああ、あそこもヤラセ番組作ったんだな」
という事実を業界内外に垂れ流す事になるのです。

正直なところ、そんな事をしなくとも
マトモな調査を行い、集客を行っていれば
このご時世探偵社が存続する事は難しくないと考えています。